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 Episode:13 
 
  
レコード
 
レコードプレーヤー同様、大変な骨董品。ロイの家に昔からあったものだが、ロイの妻であるサラが気に入ってよく使っていた。 また、サラはその内の一枚を特に気に入っており、その曲調からも娘リタの子守唄代わりによく口ずさんでいた。


 
  
エネルギー市場の独占
 
RUC社は、通常の会社業務のみならず、電気、水道、ガスといった基本的インフラを独占している。 これはいざと言うときには、それらの供給を止める事で、市民の生殺与奪権を握っているような状況であり、 この辺りにも一企業というよりは、政府的ニュアンスがある事が見て取れる。よって、RUCはこれらのインフラの研究開発にも、 強く規制をかけており、また有望な人間ならばRUC社内に引き込む事を行っていた。 それから漏れているユートやジェレミーは、反体制的なのか、それともマッド過ぎたのか…?

 
  
ジェレミーの研究
 
ジェレミーの研究は、ユートの説明の通り、オーロラシェルの電気を活用するエネルギー理論であった。 恒星からの荷電粒子と、惑星磁場による発電機を利用する、クリーンで豊富なエネルギーではある。 だが、理論は正しいかもしれないが、それから発生する事故の可能性を全く考えていないのは、まさしく自分の研究しか目に入らない学者バカの典型であろう。 その危険性に気が付いたユートの方が、同じマッドサイエンティスト崩れであっても、まだ一般人に近かったのだろう。 最も、自分の興味分野では無いので、研究の内容は気にしていなかっただけの可能性も否定出来ない。 ユート自身、ソルティを研究する時には病院全体への迷惑は、少しも念頭に無かったのだから。

 
  
友達
 
ユートがジェレミーに対して言った言葉。変人は変人同士気があう、と言う事なのだろうか。どう見てもお互い友達が多いとは思えない。


 
  
天気予報
 
通常の天気予報よりは、むしろオーロラウェーブ情報が主流なのが、この世界の天気予報である。 オーロラウェーブによる電波障害は、情報伝達に支障をきたすだけではなく、 時には一部の機械に障害を与える事があるので、RUC社としては自社を円滑に活動させる上で必要な情報である。