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 Episode:22 
 
  
空飛べたのね
 
本来の力を取り戻したソルティ、彼女は手足を振動させることにより、飛行を行う事が出来る。これはトンボなどは、羽を波打つように振動させる事で、他の羽を持つ生物のように浮力を失うことなく、ホバリングなどの特殊飛行を可能としている。ソルティの振動飛行は、この原理を更に推し進めたもので、波打つように周囲の大気を振動させることで、自在に飛行可能となっている。

 
  
起動キー
 
ジョセフがロイに届けたのは、R.U.Cのサブシステムを起動させるためのキーだった。軍用や停止が許されない重要なシステムは、三重の安全装置を用意しているのが普通である。そして、ジョセフは、本来バックアップ用として用意されていた二つのシステムのうち一つを、万が一自分がエウノミアに介入する時のために改造して、そのキーを保管していた。


 
  
二丁拳銃
 
元々警官であり、その後ハンターに転進したロイは、特殊部隊並みとは行かないが、通常の警官よりも厳しい訓練を受けている。その手の訓練では、利き手でなくても同じ程度に銃が扱えるように訓練を行うのは普通のことで、ロイも当然それは習得していた。

 
  
暴徒鎮圧用
 
ミランダが使用していたのは、制圧用のゴムスタン弾で、非殺傷兵器とは言え当たると相当痛い。カーシャのは、ネットランチャーだが、元々のシステム自体はミサイルランチャーの改造品である。普通、ハンターの捕獲用兵器は、この手の非殺傷兵器を使用し、ロイの銃のランチャー部分も本来はその手の弾を使うためである。最も、本編中では一度もその様には使用していないのだが。

 
  
この子
 
アクセラが乗り込んだ巨大兵器、M.E.T.E.O.R-00X13のこと。アクセラは、これを用いてR.U.Cごとアシュレイを倒し、アシュレイが希望として考えていたこの兵器も壊そうと考えていた。一発目のビームは、偶発的な発射だったが、強制覚醒パルスで思考混乱が起きてはいるが、以後は再びコントロールを行えるようになった。最も、自律行動プログラムも走ったまま、だったようだが。